【中学受験】小学生のTOEIC対策
- Mizuki
- 1 日前
- 読了時間: 3分

最近、小学生のお子様が、
中学受験のためにTOEIC対策を行いたいということで、
お問い合わせをいただきました。
実際にレッスンを開始してみて、
大人のTOEIC学習と異なる点があると感じたので、
シェアしたいと思います!
課題:飽きっぽく、集中が持続しない
レッスンは60分間、
TOEIC Part7のリーディング問題を演習し、解説しますが、
必ず30分くらいで集中力が切れてしまいます。
集中力が切れると、ダラダラと文章を読んでしまい、
問題が解けず、面白くないので、
また文章を読むスピードが遅くなる、、という悪循環です。
どうにか対策をしたいなぁと思っていたのですが、
その理由として、
子どもの心拍数は、大人の心拍数よりも速いことも関係しているそうです。
学童期の心拍数:80~90回/分
成人の心拍数:65~80回/分
心拍数が速いと、
どうしてもテンポの速いコンテンツ(動画など)でないと、
飽きてしまうようです。
小学生だと、
読むスピードがまだ速くないので、
動画などに比べて、入ってくる情報のスピードが遅く、
退屈してしまいます。
さらに、
脳が成長段階にあるということも、
集中力が持続しないことと関係しているようです。
未発達な前頭前野: 集中力や注意力を司る脳の部位である前頭前野は、幼児期から学童期にかけて発達段階にあります。特に、目標設定、計画、衝動の抑制といった機能は、成長とともに徐々に発達していきます。そのため、幼いお子さんは、大人に比べて集中を持続させることが難しく、すぐに気が散ってしまう傾向があります。
単語帳は使わない!イメージ+身近な例文で覚えてもらう
私も小学生に英語を教えるにあたり、
試行錯誤の上、YouTubeで調べ、
『なるほど!』と共感した勉強方法がこれでした。
TOEICの単語帳と言えば、『金のフレーズ』
大人の方でTOEIC対策をするのであれば、
必ず購入して取り組むことをおすすめしています。
しかし、
もちろんこの単語帳も大人向けですので、
小学生のお子さんにとって、
とっても退屈です。
なので、
単語帳を【画像付き+例文付き】
で覚えられるようなアプリ "Quizlet"を使っています。
登録もとっても簡単ですし、
5~10分あれば、オリジナルの単語帳が作れてしまいます。
単語を覚えるためには、例文も必要です。
どんなシチュエーションで使える単語なのか?を、
出来る限り、シンプル+身近なシチュエーションで、
例文を作ってあげると良いと思います。
例)enchanted by ~ : ~に夢中だ
○○(お子さんの名前)is enchanted by Mrs. GREEN APPLE's songs!
+α 成功体験と関心を惹く工夫を
TOEIC Part7を演習していくと、
後半になるにつれて、
文章が複雑になり、内容も高度になってきます。
そうるすと、
小学生のお子さんにとって、
とっても退屈な内容になってしまいます。
一度、レッスンで
「〇〇くんって、前に比べて読むこととっても速くなったよね。
分かる単語もすごく増えた。
次の問題も、一度速く解いてみようと思ってやってみよう。
絶対できると思うよ。」
と声掛けをしてみました。
そうすると、
1段落読むのに1分30秒かかっていた子が、
3段落以上ある文章を読み、さらに、3問の問題を回答するまでに、
1分30秒もかからなかったのです。
まとめ
・小学生の子供にとって、TOEIC対策で集中ができないのは当然
・単語はイメージ+身近な例文で暗記
SB Englishでは、中学受験用のTOEIC対策も行っております。
まずは相談から、という方も受け付けております。
HPよりお気軽にご連絡ください!
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